探そうパキスタン
南アジア、中近東、中央アジアの分岐点に位置する国、パキスタンには美しい観光地と多くの歴史的、文化的遺産がたくさんあります。パキスタンは人類史上初めて定住した土地のひとつであり、インダス文明というひとつの偉大な文明を築き、帝国、宗教、文化を発展させてゆきました。
パキスタンはヒマラヤ、カラコラムなどの峻険な山脈が並ぶ北部からパンジャビ州やバローチスターン州の肥沃な平野をぬけ、暑い砂漠が広がるシンド州までさまざまな風景が広がり、マクランビーチの美しい海岸線まで到達します。
観光のメッカ、パキスタン
パキスタンには、主に北部の山岳地帯への冒険をするアトラクションと、タクシラ、モヘンジョダロ、ハラッパー、ムガル帝国、ムルタン、ラホール、タッター、ペシャワール、スワットなどの史跡めぐりを楽しむアトラクションがあります。
それぞれの州
パキスタンには以下の4つの州があります。
- パンジャブ
- シンド
- カイバール・パクテューンワ
- バローチスターン
首都イスラマバードは特別自治区となっています。
パンジャブ
パンジャブは5つの川の土地という意味であり、パキスタンで最も肥沃な土壌と最大の人口を抱える洲です。(5つの川とはジェルム川、チェナブ川、ラビ川、ストレジ川、ベアス川です。)
パンジャブ州北部に行く最適の時期は春です。2月から4月までの間と秋の9月から11月までの時期はみどころが多い時期でもあります。パンジャブ州南部は夏期はとても暑いので、11月から2月までの間が最適です。
ラホール
ラビ川の東部に位置するラホールは古い都市です。町の名前はラーマ・ヤーナの英雄であるラマ・チャンドラの息子であるローに由来します。この町の歴史は8世紀のヒンデュー教の指導者であるラリティディチャから始まりました。11世紀にはイスラム教徒の支配下におかれ、貿易と商業の都市として、イスラム文化の中心地として栄えました。13世紀にはチンギス・ハーンの侵攻により、人口の減少がおきましたが、そののちのムガル帝国と英国統治の間、文化・教育の町として認められてきました。この町では様々な歴史の断片をみることができます。
バドシャヒモスク
バドシャヒモスクはラホール砦のアラムギリ門の反対側にあります。このモスクは 全体が赤砂岩で作られており、ムガル帝国最後の皇帝、アウランゼブ帝によって 2年半という短い期間で建設されました。
ミナ・レ・パキスタン
ミナ・レ・パキスタンはラホールの新しいランドマークタワーであり、イクバル公園にあります。ここは1940年に南アジア大陸のイスラム教徒が独立を宣言した記念の土地です。この建物は伝統的なイスラム建築と現代建築の融合した建物です。このタワーは60mの高さです。
シャリマ園
ラホールから4.5km東にはムガル帝国皇帝であったシャー帝によって1642年に作られたサリマール園があります。この庭園はムガル朝の典型的なスタイルの作りで、四方に見張り塔を置いた壁に覆われています。もともと7つの広いテラスがあったのですが、現在は42エーカーの庭園に3つのみ現存しています。その他のテラスのうち3つはもとのデザインに似せて再建築されました。大理石のパビリオンが人口の小川の上にあり、その大理石でできたトンネルを小川につけ、滝を演出する仕掛けもあります。大理石の置物もあります。2番目のテラスの端には、サワン・バードンと呼ばれる貯水池があります。その池の端にそって水が流れ、雨の音を演出しています。
ダタ・サヒブ神殿
アラーマ・イクバルの墓
ヌール・ジェハンの墓
ラホール博物館
バハワールプール
バハワールプールはカラチから889kmにある土地で、ナワズ・バハワール・カーン・アッバシ一世によって作られました。アッバシ家はこの土地を1748年から1954年までのおよそ200年間支配してきました。
ヌール・メハルは3つある宮殿の一つで、観光客に人気の場所です。バハワールプールは他にも特徴的な模様のサンダル、靴、陶器などの生産が盛んです。大理石でできたモスクもファワラチョークにあり、英国統治時の科学大学なども残っています。バハワールプールは硬貨、メダル、バハワールプール発行の切手、歴史的原稿、歴史文章、刻印、木像、ラクダの皮を使った絵画、各州制作物や彫刻などを収めた博物館もあります。すべての収蔵物はイスラム教伝播の時代かその時代のものです。
ウッチュ・サリフ
ウッチュ・サリフはバハワールプールから75km離れた古い町です。この町は紀元前500年ごろに成立したと考えられています。ある考古学者はさらに古いジャイナと仏教徒が南アジアを支配していた頃からあったと考えています。アレクザンダー大王の東征の頃、ウッチュはヒンデュー教徒によって支配されていました。ウッチェ・サリフは奇麗なチェナブ川とラビ川に挟まれた町です。ハズラット・バハワール・ハリーム、ハズラット・ジャラルディン・スーク・ブッカリ、マクドームジャハニアン・ジャハンガシュット、シャイキ・サイフディン・ガズロニ、ビビ・ジャワナディなどの神殿があり、ビビ・ジャワナディは中央アジアのデザインの建物で、青いファイアンスの模様を残しています。
ウッチュは小さな町ですが、ハズラット・サイエド・ジャラルディンによって作られたウッチュ・ブカリ、887年にハラブから来たハズラット・シャイク・ムハンマド・ガウス・カドリ・ジラニ(バンダジ)によって名づけられたウッチュ・ジラニ、ムガル帝によって作られたウッチュ・ムガランの3つの顔があります。
ムルタン
カラチから966km離れたところにある街で、パキスタンの中央からやや右寄りの位置にあります。「聖者と神殿の町」であるムルタンは、多くのバザール、モスク、神殿、偉人の墓があります。またほこりと夏の暑さと乞食も多い町です。ムルタンの歴史はアレクザンダー大王の東征時に、インダス河沿いの町として初めて出てきました。641年にシャン・タン帝が、712年にはムハンマド・ビン・カシムがムルタンを征服しました。1006年にはマームード・ガズニが侵略し、1398年にはティムレーンが、16世紀にはムガル帝国下につきました。1752年にシーク教徒の、1849年には英国の侵略も経験しています。この町にはせまい路地に色とりどりの品物を展示したバザールが広がっており、歴史的、文化的史跡が至る所にあります。
ハラッパー
ハラッパーは、インダス文明の遺跡で最初に発見された遺跡です。遺跡の大きさではモヘンジョダロに次いで大きいところです。ラホールから186kmのところにあり、ハラッパーはモントモゴメリーとして知られていたサヒワールに近いところにあります。旧ラビ川沿いにあるこの遺跡は、1920年から1921年ごろに発見されました。しかし、煉瓦でつくられたほとんどの建物は危険な状態で保存されています。
ハラッパーで発見された墓地はインダス文明の人々が火葬をしていたことと、ほとんどの人々が指輪や首輪、ビーズ、腕輪、イヤリング、貝バンドなどを装飾していたことを表わしています。銅鏡や樫の杖、スプーンや土器などが墓土から発見されています。いくつかの女性の遺骨は、ビーズをあしらった腕輪と貴重な石を使ったガードルをつけていました。コート・ダジ・ボワールには前ハラッパー文化の道具が出土されており、関連性が研究されています。
博物館では、テラッコタ性のおもちゃや装飾品、動物の骨のアート、ブロンズ製の道具などが展示されています。
シンド州
カラチ
カラチはパキスタン全土で最も人口の多い町です。古い街並みと近代化の跡の双方が見られる町です。せまくごみごみとした道路が走っている古い街並みと、高速道路や舗装道路のわきに建てられたビル群の対比をみることができます。この町では、高い技術をもった職人が美しい工芸品を競って作っています。
カラチは、広い砂浜や漁業、ヨット、ゴルフ、競馬などのイベントが年中開催されています。レストランではパキスタン料理以外にも世界のさまざまな料理を楽しむことができます。バザールでは工芸品や珍しいカーペットなどもみつけることができます。
ハイデラバード
ハイデラーバードはカラチから164kmの位置にあり、シンド州で2番目の人口とパキスタン有数の広さをもった町です。
キルタール国立公
カラチから北東に4時間高速道路をを走ると、キルタール国立公園が見えてきます。3000平方kmの土地に広がる公園を全部走破するにはおよそ3日かかります。10月から2月にかけては涼しい気候で過ごしやすいころなのですが、8月のモンスーンの時期は花が咲き誇る美しい光景を見ることができます。
モヘンジョダロ
モヘンジョダロ(死の丘)は、インダス川の西岸にある遺跡です。これはインダス文明の初期の遺跡の一つで、先史時代に作られた最も大きな都市の一つです。この町は1922年に発見されました。現在でも4000年前に作られた古いレンガの道路や水路を見ることができます。
インダス文明は紀元前3000年から1500年ごろ、エジプトやメソポタミア文明が栄えたころに栄えました。当時およそ400ほどの都市がインダス川にそって現在のパキスタンの地図と重なるように作られました。北西のカブールから現在のデリーを東端とした広い地域には水路が張り巡らされ、町を結びました。これらの水路のうちの一部は現在でも使用されています。いくつかの都市は消滅しました。
スクール
ラルカナの北方には美しい光景が広がっています。スクールは鉄道と高速道路が分岐をする所で、シビやジャコババードを通って北西のクエッタまで続く道が延びています。もう一本の道はラヒミャール・カーンやサディカバードを通ってムルタンへ続いています。スクールは小さな町で、美しいモスクや庭園、神殿が並んでいます。ここは砂漠のオアシスとして栄えました。幾何学模様の明るい色で描かれた豪邸も並んでいます。
カイバール・パクテューンワ州
1100kmにわたってアフガニスタンとの国境を接している洲です。ペシャワールは州都であり、この土地はカブール川とスワット川を抱えた肥沃な土地です。ここはガンダーラ王国の中心地であり、考古学上重要な遺跡がたくさんあります。北部はチトラール、ディール、スワット、インダス、カグランの5つの大きな谷が南北に走っています。これらの谷はモンスーン地帯の北限で、南部には緑に覆われた台地が広がっています。
ペシャワール
ペシャワールはカイバール・パクテューンワ州の州都であり、南アジアと中央アジアの接点となる町です。この町は過去と現在をつなぐ街でもあります。旧市街にあるバザールは近代化されただいがくやホテル、国際銀行の支店、博物館などと並んで立っていますが、ここ数百年で大きな変化を拒んできました。
ペシャワールからの観光
ワーサクダム 多目的ダムとして造られたワーサクダムはペシャワールの北西30kmのところにあり、部族直轄地域にあります。
博物館
大街道沿いに建設された博物館はガンダーラ文明(紀元前300年ー紀元300年)に関する芸術、歴史的文章、リリックをみることができます。、
タクテ・バイ
ペシャワールから80kmほど離れた場所にある160mの高さの丘陵に広がる遺跡が、仏教の初期の頃の遺跡、タクテ・バイです。この遺跡には多くの仏教の経文があり、石の仏像や経典も数多く残っています。これらはここを築いた人々が高い技術を持っていたことを裏付けています。この遺跡は紀元2世紀から3世紀ごろ栄えました。
カイバール峠
カイバール峠はペシャワールから西方に16kmの地点にあり、パキスタン・」アフガニスタンの国境にある峠です。この道を通り、トルカムへ行きます。
スワット谷
スワット谷はパキスタンで最も美しい谷の一つです。この谷はモンスーン地帯の最北端にあり、ほかの谷に比べて、緑の豊かな谷です。スワット谷の南部は広大な農地が広がっており、麦を生産しています。また谷にある村には果樹園が広がっています。北部では、雪をいだいた山から細い川が流れており、森林地帯になっています。
サイフ・ウル・マルク湖
ナランから10kmのところにあるこの湖は、標高3200mの高さにある湖で、標高5260mのマリカ・パルバット山(山の女王)のふもとにあります。ボートで漕ぎだすこともできます。この湖には、この地域を治めていた王国の王子が妖精をと恋に落ちた伝説があります。
魚釣り
クンハール川にはよいつりぼりが多くあります。ニジマスなどが取れます。
バローチスターン州
インダス平野の西方に位置するバローチスターン州はパキスタン最大の面積である。343000平方kmの広さをもちます。これはイギリスのブリテン島よりも広い地域ですが、人口は650万人ほどです。砂漠が広がっています。
バローチスターン州はモンスーン気候、山岳気候の双方とは別の平野気候に分類されています。冬はマイナス30度にまで下がりますが、夏には18度から30度にまであがります。この地域の人々はインダス、ディール、スワット谷の人々の文化的影響を受けています。
クエッタ
クエッタはバローチスターン州の州都で、パキスタンの他の都市と道路、鉄道で直結されています。カラチまでの直行便に乗ると国際空港までいくこともできます
ヒナ湖
ウラク谷が始まるところから10kmほど進んだところにあるのがヒナ湖です。クエッタの水源地で、濃青色の湖は、茶色の台地と美しい対比を見せてくれます。
ジアラット
パキスタンには美しい谷が多くあり、魅力的な色彩で訪問者を魅了していきますが、ジアラット谷はジュニパー森の中にある湖で、構造的な特徴を持っています。
夏期は多くの観光客が訪れる場所ですが、冬季は閑散としています。ジュニパー森はジアラット谷にある現存する世界最古の森の一つで、森にある木の中には樹齢が5000年を超えるものもあります。ジアラット谷は世界で二番目に大きい谷です。
イスラマバード
イスラマバードはパキスタンの首都であり、ポトハール平野の最北端にあるマルガラ丘の後背地にあります。近くにあるラーワルピンディーと比べて、緑が多く、平和的な町です。イスラマバードは広い3連道路、豪邸、新しい公共設備などに並び、整然としたバザールもあります。交通渋滞はほとんどなく、狭い路地はほとんどありません。歩道はひさしがついており、ジャカランダやハイビスカスの街路樹が植わっています。バラやジャスミン、ブーゲンビリアが公園に咲き誇っており、丘の上からは街全体を見通すことができます。
イスラマバードの観光施設
バラ・ジャスミン植物園
20,360平米の園には250種類のバラと数十種類のジャスミンが植えられています。特に春には満開の花を楽しむことができ、キャンプ場も併設されています。
シャカルパリアン丘陵
シャカルパリアン丘陵はゼロポイントのそばにあり、609mの高さの丘です。この丘から、マルガラ丘、ムレー丘、ラーワル湖、ラーワルピンディー、イスラマバードの全体を見通すことができます。
ラーワル湖
この湖は人口の湖で、8.8平方kmの広さの湖です。このほとりにある公園はピクニックや魚釣り、ボートなどを楽しむことができる公園として有名で、公園の上からは、イスラマバード、ラーワルピンディー、マルガラ、ムレーなどを見渡すことができます。
ダマネ・コー
ダマネ・コーは低い丘陵ですが、イスラマバード全体を見通すことができます。この丘陵地帯にはレストランが並んでおり、夕方家族や友人と遊びに行けるスポットとして現地の人に人気です。
パキスタン自然・歴史博物館
この博物館は、人類の歴史、地理、パキスタンの自然についての展示があり、学生や子供に人気のスポットです。
イスラマバード博物館
イスラマバード博物館は、パキスタン建国の時の歴史的な場所に位置しています。パキスタンが世界の一員となる過程がわかります。
シャー・ファイサル・モスク
この美しいモスクは、トルコ人の建築家、バデット・ダロケイによって設計されました。ダロケイは、サウジアラビアのファイサル国王の名前をつけました。このモスクは189705平米の広さで、88mの高さの塔があります。礼拝堂は40mの高さで、一万人の収容が可能です。一度に二万四千人が礼拝することができ、中庭には四万人が入れます。
山岳地帯
パキスタン北部には世界の屋根と呼ばれる山脈が広がっています。8000m級の山が5つ、7500m級が29、7000m級が121あり、いくつもの峰が見登頂です。ここは世界の登山家たちが集まるところであり、日々、探検家たちがアタックをかけています。だれでも登れる山と、危険で制限がかけられている山があります。
名前 | 標高 (m) | 世界ランキング | 山脈 | |
1 | K-2 | 8611 | 2 | カラコラム |
2 | ナンガ・パルバット | 8125 | 9 | カラコラム |
3 | ガシャーブンI | 8068 | 11 | カラコラム |
4 | ボード・ピーク | 8047 | 12 | カラコラム |
5 | ガシャーブンII | 8035 | 14 | カラコラム |
6 | ガシャーブンIII | 7952 | 15 | カラコラム |
7 | ガシャーブン IV | 7885 | 20 | カラコラム |
8 | ディスタギル・サール | 7885 | 20 | カラコラム |
9 | クニャン・チッシュ | 7852 | 22 | カラコラム |
10 | マシャーブンNE | 7821 | 24 | カラコラム |
11 | ラカポシ | 7788 | 27 | カラコラム |
12 | バツラ | 7785 | 25 | カラコラム |
13 | カンジュット・サール | 7760 | 29 | カラコラム |
14 | サルトロ・カガリ | 7760 | 29 | カラコラム |
15 | トリボール | 7720 | 6 | カラコラム |
16 | ティチミール | 7708 | 41 | カラコラム |
17 | チョゴリザ | 7654 | 46 | カラコラム |
18 | シスペール | 7619 | 49 | カラコラム |
19 | スキャン・カングリ | 7544 | 58 | カラコラム |
20 | パムリ・チッシュ | 7492 | 67 | カラコラム |
21 | ノシャーク | 7492 | 68 | カラコラム |
22 | ティチールNW | 7487 | 69 | カラコラム |
23 | K-12 | 7468 | 73 | カラコラム |
24 | テラム・カングリ | 7468 | 73 | カラコラム |
25 | マルビティングW | 7452 | 76 | カラコラム |
26 | シーア・キングリ | 7422 | 79 | カラコラム |
27 | スキルブン | 7420 | 80 | カラコラム |
28 | テラム・カングリII | 7406 | 84 | カラコラム |
29 | ハラモシュ | 7406 | 84 | カラコラム |
30 | イストロ・オ・ナル | 7403 | 85 | カラコラム |
31 | ジェント | 7400 | 86 | カラコラム |
32 | ユクシン・ガーダン | 7400 | 87 | カラコラム |
33 | ウルタール・サールI | 7388 | 88 | カラコラム |
氷河トレッキング
ヒンデュークシュ山脈、カラコラム山脈、ヒマラヤ山脈には氷河トレッキングのルートが無数にあります。5が つから10月までの間、トレッキングが解禁になる場所が多く、パキスタン観光省はトレッキングできるルートを標高6000m以下に限定をしています。だれ でもトレッキングできるコースと経験で制限がかかるコース、許可されていないコースがあります。外国人であっても、自由にトレッキングできるコースは自由 に挑戦できます。
買い物
パキスタンには手作りの工芸品が多く作られており、金属製、木工品、石細工などが豊富です。陶器は紀元前 3000年以来作られ続けていたまったく同じ製法の作品を自由に買うことができます。それぞれの州ではそれぞれの製法のつぼやジョッキを生産してり、テ ラッコタ、紙、セラミックなどの製品も見られます。また、マスタード・イエロー、濃緑色、鮮血色、薄空色など色とりどりの製品もあります。 パキスタンの物価はまだ安く、日本では買えない値段で手作りのカーペットや銅・真鍮食器、木工品などをかいもとめることができます。
イベント・祭
エイデ・ミラド・ウン・ナビ
預言者ムハンマドの誕生日。ラビ・ウル・アワル(イスラム暦の3月)12日 |
ジョシ(チリムジャスト): 5月14日・15日
カラシュ谷の祭で、春の到来を喜ぶ行事。伝統的なダンス、音楽、豪華な食事をふるまう。 |
シャデュール・ポロ・フェスティバル 7月7日~9日
伝統的なポロと呼ばれるスポーツのトーナメント。シャンデュール通行許可証が必要。伝統的な音楽、ダンスやその他のイベントも併設して行われる。 |
ウチャ-ル: 7月15日・16日
カラシュ谷の収穫祭 |
ジュビリー・セレブレーション: 7月10日~14日
K-2とナンガパルバットのの記念日。 |
独立記念日 8月14日 *
英国統治下からの独立を祝う日 |
建国の父の記念日9月11日 *
建国の父、ムハンマド・アリ・ジンナー氏の亡くなった日で、建国の父をたたえる火。 |
シャワル(ラマダン(断食)月の終わりを記念する日) |
建国の父の生誕日12月25日*
建国の父、ムハンマド・アリ・ジンナー氏とイエス・キリストがお生まれになった日。 |
観光情報センター
アボッタバード | Club Annexe, Jinnah Road.Tel: 0992-334399 |
バハワールプール | PTDC Motel, Club Road, Near DC Office.Tel: 0621-82835 Fax: 0621-85362 |
ギルギット | PTDC Motel Chinaar Inn, .Tel: 0572-4262 |
イスラマバード | Agha Khan Road, Markaz F-6 (Super Market).Tel: 051-9202766, 9212760 Fax: 051-920402 |
イスラマバード空港 | Opposite International Arrival Lounge, Islamabad International Airport. Tel: 051-9280563 |
カラチ | Shafi Chambers, Club Road, Saddar. Tel: 021-9202971 Fax: 021-9206376 |
カラチ空港 | International Arrival Lounge, Quaid-e-Azam International Airport. |
ラホール | Room No.3, Faletti's Hotel, Egerton Road. Tel: 042-6363946 Ext.TIC, 6306528 Fax: 042-6364819 |
ラホール空港 | Opposite International Arrival Lounge, Lahore International Airport. Tel: 042-92200231 |
モヘンジョダロ | PTDC Motel. Tel: 0741-459266 Fax: 07443-493 |
ムルタン | Hotel Sindbad, Nishtar Chowk, Bahawalpur Road. Tel: 061-512640 |
ペシャワール | Benevolent Fund Building, Saddar Road.Tel & Fax: 091-286829 |
クエッタ | Muslim Hotel, Jinnah Road. Tel: (081) 825826 |
ラーワルピンディー | Room No.7, Flashman's Hotel, The Mall.Tel: 051-514672, 581480 Ext.7 |
サウジ・サリフ | PTDC Motel, Opposite Serena Hotel.Tel: 0936-711205 Fax: 0936-713776 |
スカルデュ | K-2 Motel. Tel: 0575-2946 Fax: 0575-3322 |
SOST | (1st May to 15th November)PTDC Motel, Pak-China Border. |
タフタン | PTDC Motel/Reception Unit, Pak-Iran Border. Tel: 0886-510302, 510248 |
タッター | PTDC Hospitality Complex. |
タクシラ | PTDC Motel, Opposite Taxila Museum, Museum Road. Tel: 0596-2344, 534890 |
ワガー | PTDC Motel/Reception Unit, Indo-Pak Border. 042- |