大使、毎日新聞社社長と面談

パキスタン大使館 東京

報道部

プレスリリース

 

              東京(2013年7月9日)- ファルーク・アーミル大使は、毎日新聞社を訪問し、朝比奈豊社長をはじめ幹部の方々と面談しました。毎日新聞は発行部数約440万を誇っています。朝比奈社長との面談では、パキスタンと日本の友好関係、文化、貿易、政治等について話し合いが行われ、大使は、日本の銀行が1925年にはカラチに支店を開設した事も踏まえ、両国が築いてきた長年にわたる経済関係について強調しました。

              朝比奈社長からは、東日本大震災の際に、パキスタンから提供された支援に感謝の言葉が表されました。日本に居住するパキスタン人達が、被災者を支援する為に果たした役割にも感謝が述べられました。さらに朝比奈社長は映画「草原の椅子」にも触れ、原作の作者と毎日新聞との関わりについて説明がありました。

              パキスタンで、民主的に選出された旧政権が改めて民主的に選出された新政権へと移行し、またその移行が透明性を確保し平和裡に行われた事に対し、社長は歓迎を表しました。

      これはパキスタンの民主的発展において重要な一里塚であり、政府はメガインフラプロジェクトとエネルギー分野に焦点を置いています。経済志向の政権であり、日本のような重要な経済国との関係をさらに深める事を目指している旨を、大使は説明しました。

              大使からは、過去60年にもわたり日本政府、国民からパキスタンに提供された支援、援助に深く感謝が表され、またその援助は人間の尊厳に基づいた尊敬がこめられたものであった事が述べられました。大使はまた、パキスタンで報道・コミュニケーションを学ぶ大学生を一人か二人、毎日新聞でインターンとして採用する事を社長に提案しました。