パキスタン・ジャパンフレンドシップフェスティバル2014

 パキスタンと日本の国交樹立62周年を記念し、2日間にわたるパキスタン・ジャパンフレンドシップフェスティバルが開催されました。ファルーク・アーミル大使はパキスタンの文化は豊かで多様性がある事を強調し、二国が互いを理解するには最適の催しである事を述べました。パキスタンは、文化、文明、文学、建築、音楽そして多言語を有する豊かな国です。

  このフェスティバルが年間行事となって初めて、今回は世界的に有名なパキスタンアーティストが参加し、ポピュラー音楽、スーフィ、フュージョンが披露されました。シンガーソングライターであるゼブ、アリエブ・アズハール、著名フルート演奏家アーサン・パップ、ギタリストのズィーシャン、ゼイン、ズィア・モヒュディン・ナヒード・シディーク家出身のハッサンの方々です。他にもカタックダンスや東京外国語大学の学生たちによるウルドゥ語劇「アンガン・テルハ」、歌「ディルディルパキスタン」が披露されました。

  その後アントニオ猪木氏とIGFに所属するレスラーが登場し、大観衆に歓迎されました。猪木氏はスポーツの重要性を強調し、2人の若きパキスタン人スポーツ選手- 20歳の柔道選手権優勝者シャー・フセイン氏とジャラ・パルワン家出身で訓練中の15歳の選手アビド・ハルーン氏を紹介しました。

  閉会式では「ジベパキスタン」の歌が上野公園に鳴り響きました。パキスタン、日本の両国国家斉唱の後、平和と安定、両国のさらなる友情へのお祈りが捧げられました。